今日も今日とてピーター・パーカーはデイリー・ビューグルの社長JJJとスパイダーマンの評価について対立し、何度目かのクビを宣告された。ちょうどノーマン・オズボーンの葬式があったので帰郷したピーターは、ハリーやフラッシュやグウェンといった面々と再会する。そしてメイ叔母さんの家に帰ってきたところ、居間には見知らぬ女性の姿が。昔隣に住んでいたMJが、大学に通うためにメイ叔母さんの家に居候しているというのだ。叔母さんに促され、ピーターはMJに町を案内することに。しかしクラブに行った時、1人きりになったMJはチンピラたちに目をつけられ、襲われそうになった。とそこへ、我らがヒーロー・スパイダーマンが登場。颯爽とチンピラどもを叩きのめすと、小悪魔ギャルなMJもすっかりスパイダーマンにメロメロになっていた。
その頃、町では新たなヴィランが誕生していた。配線工事中に落雷を浴びた作業員ディロンが、人間発電機エレクトロに変貌。全身から電撃を放ち、娼婦たちを感電死させていたのだ。キングピンはそんな彼の能力に目をつけ、協力関係を結んだ。そしてエレクトロが町中を停電させている隙に盗みを働くという姑息な計画を打ち立て、実行に移した。町が闇に覆われる中、キングピンの配下たちが倉庫に忍び込み、機密扱いの品々を盗み出していく。だがそこにスパイダーマンが登場。エレクトロを死闘の果てに打ち倒し、悪しき野望は阻止された。とその時、倉庫にブラック・ウィドウがやってくる。何でもここにはアベンジャーズに関わる重要な品があったらしい。しかし既に、当の品であるキャプテン・アメリカの盾はキングピンの手に渡っていた。更にドクター・オクトパスことオットー・オクタヴィアスが、何を企んでいるのかメイ叔母さんに接近してきた…。
みんなの親愛なる隣人が愛の伝道師となる、スパイダーマンのパロディAV。元々ヒロインの多い作品なので、情交の相手には事欠かない。ベティー、MJ、グエン、そしてブラック・ウィドウといった著名キャラのエロシーンだけでも十分な尺が稼げており、名も無き一般人の絡みがエレクトロが娼婦を殺害する1シーンだけというのは、「インクレディブル・ハメル」を見た後だと非常に充実した内容に見えた。そして数ある情事の中でも傑作なのが、MJとスパイダーマンが行為に及ぶ場面だ。逆吊りのスパイダーマンがマスクを半分外してキスをするという、映画にもなった名場面を再現しているのだが、その直後にスパイダーマンは更に下に降り、MJの眼前に自らの露出した下腹部を披露するときた。ああ、なんてお下品なパロディだろう! もうこの衝撃カットだけでも十分に元が取れたように思えてしまった。