スターク社の社長トニーは、自らがアイアンマンであることを世間に公表した。するとライバル企業のハマー社は対抗して、アークリアクターを模したハマーリアクターを開発。博覧会にてその成果を発表し、スターク社と対等の立場にのし上がろうとした。ところが博覧会当日、トニーの妨害で発表ができなくなった上、打倒アイアンマンを誓うヴィラン“マダム・マスク”が、インクレディブルな緑の超人ブルースを伴って乱入。たちまち会場は大混乱となり、ハマー社の目論みは脆くも崩れ去った。後日、ハマー社はこの無念を晴らすべく、利害関係が一致するマダム・マスクたちと共同戦線を張ることにした。スターク社の秘書ペッパーを誘拐し、トニーを指定した場所に誘き寄せたところを、ハマーリアクターを装着しパワーアップしたブルースに襲わせて打ち負かそうとしたのだ。しかしスタークもまた、SHIELDのエージェントのナタリーと手を結んでおり、2人でマダム・マスクとブルースに立ち向かってきた。思わぬ助っ人に計画が狂ったマダム・マスクたちは無惨にも敗退。ペッパーは無事にスタークの元に戻り、全てが丸く収まった、と思いきや…。
身も蓋もない邦題に感動を禁じえない、「アイアンマン2」のパロディAV。無論上記のストーリーはオマケ程度の扱いで、上映時間の大半はスタークやハマーやハルクが女性たちとくんずほぐれつする映像で構成されている。しかしスタークが行為に及ぶとき、全裸になるのはいただけなかった。胸にアークリアクターを着けている以外は何の変哲もないオッサンとパツキン美女の営みが延々と続くこととなり、せっかくのモチーフが全然活用されていないのだ。アイアンマンのスーツを着用した状態でアーンイヤーンする光景を期待して胸を弾ませていただけに、この落胆具合は大きかった。そしてハマーの情交シーンも、単なる人間同士の絡みなので面白みに欠ける。そんな中で一際輝いていたのは、アベンジャーズ仲間であるハルクとナタリーのエロシーンだった。ハルクは全身を緑の塗料で塗っただけの安さ爆発な特殊メイクで作られており、裸で絡み合っているとナタリーの体に緑の塗料が張り付いてしまう。更に汗で塗料が流れ落ちていくものだから、ものの数分としないうちにハルクの脇下は綺麗な肌色を露にする。プレイが進行すればするほど、ナタリーは緑色に、ハルクは肌色になっていく。そのあまりにも酷い光景に、大いに爆笑させられた。