野獣女戦士 アマゾネスクイーン 「評価 B」
とある平和な村で、女戦士アメシアと剣闘士アラカーの結婚式が行われようとしていた。ところがそんな日に限って、暴君アーガン率いる帝国軍が村へと攻めてきた。住民達の抵抗も空しく村は瞬く間に壊滅し、アラカーは奴隷として帝国に連れて行かれたのである。兵達が去った後、廃墟と化した村に残されたアメシアと従者たち。彼女らは奪われたものを取り返すべく、反乱軍と協力して帝国の本拠地へ殴り込みをかけることにした…。
80年代に何本か制作された女戦士モノの中でも、セクシー度においては群を抜いている作品である。冒頭でアメシアの妹が帝国軍の兵士にいきなりレイプされたかと思いきや、その後も映画はSMチックな拷問とエロシーンのオンパレード。アメシアが木の板に縛り付けられての拷問&レイプされたり、剣闘士たちと女奴隷たちの乱交シーンがじっくり写されたりと、何ともサービス精神旺盛だ。しかもアメシアが筋肉質な膣で男のナニを強烈に締め付けて危機を脱するなど、女戦士たちが女であることを武器にして男たちに逆襲してくれるので、後味の悪さもさほど感じられない。また女戦士モノの致命的な点としてよく挙げられるのが「アクションシーンの迫力の無さ」だが、本作ではアメシア役の女優がそれなりに立ち回りができていたので、安心して見ていることができた。特にクライマックスの反乱軍と帝国軍との大乱戦は非常に見応えのあるものになっており、単なるお色気映画に留まらない魅力を感じさせてくれたのだ。
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