ディープ・ライジング 「評価 C」
「こんなにありがちな映画があっていいのだろうか!?」
これが私の本作に対する第一印象だ。一応鮫映画なのだが、この手の映画の定番が目白押し! 「鮫を捕まえて見せ物にすれば、我が水族館の目玉になる!」などと言い出す水族館の館長や、その命令を受けてしぶしぶ鮫を捕まえる主人公を始め、水族館の館員が水槽の鮫に喰われたりと、本作は鮫映画を何本か見た人間ならば完璧に先の展開を予想できる映画なのである。
「ありがち=正統派」なのは違いないが、オリジナリティが感じられないのは問題だ。やはり本作の正しい楽しみ方は、先の展開を予想しながら観ることであろう。「この網は鮫に食い破られる!」とか、「こいつは死んでいない! きっとすぐに現れるぞ!」などなど、友人達と一緒に先の展開を当てながら観ていけば、ほぼ100パーセント正解すること請け合いである。どんな映画もそれなりの楽しみ方というのが存在するのだ。
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