金星怪獣イーマの襲撃(別題:地球へ2千万マイル) 「評価 C」
海岸に宇宙船が墜落し、その中から小さなカプセルが転がり落ちた。子供がそれを拾うと、カプセルの中から小さな金星怪獣「イーマ」が誕生した。子供は近所の開業医と共にイーマを保護したのだが、やがてイーマは驚くべき巨体に成長していった。大きくなったイーマは自分の家を脱走し、村の人間を襲い始める…。
本作はよくあるパターンの話なのだが、主役であるイーマの造型は一見の価値がある。ゴジラのような二足歩行のトカゲ怪獣でありながら足が細く、人形アニメでしか実現できない体を動かしてくれるのだ。
またイーマと象の戦いなど、怪獣の面では色々と見所が多い本作。イーマが送り込まれてきた理由がいまいち不明のままで終わってしまうが、良質な古典怪獣映画である。
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