カスケーダー 「評価 A」
CGが全盛のこのご時世に、本作は頑張ってくれた。監督兼主演の人の本業がスタントマンなので、合成シーンは0、スタントシーンも0という驚異的な作品なのだ! こんな映画が香港映画以外にあったのか! と思わせるような仕上がりで、見ていると役者の必死さが伝わってくるのである!
この映画、ストーリーはインディージョーンズのような冒険活劇で特に目新しくは無いのだが、先ほども述べたように、欧米においては他の追随を許さないほど壮絶で過激で危険なアクションシーンが満載で、非常に楽しい作品に仕上がっている。
「映画を撮るのは命懸け」という、50年代あたりアメリカ映画の魂が感じられる。本作はそんな映画である。
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