レプティリア                  「評価 C」
「史上最強の生物!」と銘打っておきながら実際は何の事は無い巨大ワニだったという、誇大広告との落差が著しい本作。おまけに話の方も休暇で湖畔にやってきた馬鹿な若者達がワニに食い殺されるという、非常にありきたりなものである。
しかしこの映画、陸を歩くワニの動きが数あるワニ映画の中でも例外と言えるほどスピーディーで、なかなかのスリリングな追いかけっこを拝むことができた。それによって模型のワニが使われる場面での鈍重な動きが際立ってしまうのは問題だが、CGのワニの描写に関しては評価に値する映画だった。
ただこの映画、「悪魔のいけにえ」や「悪魔の沼」などで知られるトビー・フーパー監督の作品である。その割には恐怖感に乏しい内容だったが…。

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